今年もあと少しで終わり。
年越しそば食べて年が明けたら初詣にでも行こうかな
なんて時期もすぐ近くにやってきましたね^^、
おそらくほとんどの方がその年最初で最後の詣でになるであろう
初詣に実はのし袋が必要な場面が存在するということで
その表書きや書き方について今回は解説したいと思います。
そもそも初詣ってのし袋が必要なの?書き方は?
のし袋は絶対的に必要ではないというのが結論です。
用意しても用意しなくてもその人個々の自由ということですね。
特に初詣をはじめとしたその他参詣においての
お賽銭については裸のまま(のし袋等の入れ物はいらない)で
賽銭箱に入れて構わないのでまずそこを勘違いした人が
多いのではないでしょうか。
(かくいう自分もその一人でした^^;)
では、のし袋が全く必要ないかと言えばそれもまた違う
ということになるんですよね。
大きい神社では奉納品(酒樽等)にのし袋が添えられて
本殿等に奉納されている光景、見たことありませんか?
そういった奉納の際や祈祷なんかを受けたときに
のし袋に金銭を包んで神社にお渡しするという風習みたいなものが
存在することは確かです。
つまり、神社で行われる神事や神主・宮司等が行う行為に対して
お礼をする際に金銭という形でお渡しするのでその際に
「包むもの」としての役目がのし袋ということでしょうか。
初詣や初詣以外でのし袋を渡すシーンとは?
「のし袋=金銭を入れる役目のもの」
なので、神社においてどういった際に金銭を納める必要があるかを
考えてみるとわかりやすいかもしれませんね。
神社でのし袋が必要ではないシーン
・お賽銭
・お守りやおみくじの購入(正確には購入ではなくお礼)
などが挙げられますが、まずお賽銭とお守り・おみくじ等は
のし袋は使わないことかと思います。
神社でのし袋が必要となるようなシーン
・祈祷
・お祓い
・祝詞
・結婚式(神式)
・お葬式(神式)
初詣や初詣以外問わず御祈祷やお祓い、祝詞をあげてもらう時なんかに
して頂いたことのお礼として金銭が必要になるので
その際にのし袋で包んだほうがいいのではないかというわけです。
神社でのし袋を渡すタイミング
・事前に事務所や受付で渡すパターン
・祈祷などの行為が終わった際に直接渡すパターン
の2通りがあるかと思いますが
その時までにのし袋に包むのであれば事前に用意しておく必要があります。
また、のし袋に包んだとしても受付や事務所に渡した場合は
その場で中身を確認することもあるので、その方の手間を考慮するのならば
あえてのし袋に包まないという選択肢もあるかと思います。
初詣や初詣以外でのし袋の表書きの書き方とは?
のし袋の表書き
のし袋を用意するのであれば
・無地ののし袋
・「初穂料」もしくは「玉串料」を表書きとして書く
として、なかに金銭を包むのが無難です。
ちなみに初穂(はっほ)とは、
農産物の収穫のお礼として、初収穫した農産物を捧げるもの。
玉串は、神前に参拝する際に奉じる、植物の榊(さかき)を指し、
正式名称は玉串奉奠(たまぐしほうてん)と言います。
本来は表書きの由来、意味としては中身とそぐわないのですが。
あくまでそれらの奉納品の代用としての金銭ということになるので
表書きの「初穂料」か「玉串料」かは任意というわけです。
いつのころからか代用のほうが主流となりつつありますけどね。
のし袋の書き方とは
上述の 「初穂料」もしくは「玉串料」を表書きとして
書いた後はその下に姓名を記載して、
あとはのし袋の裏側に包んだ金額を記載すればOKです。
そのあたりは普通の書き方と特段変わりはありません。
初詣におけるのし袋(熨斗袋)の表書きや書き方はあるの?についてのまとめ
今回は、「初詣におけるのし袋(熨斗袋)の表書きの書き方はあるの?」
についてご紹介しました。
普通に初詣に行き、お賽銭を入れて願い事をするくらいなら
のし袋までは用意する必要はないかと思いますが、
もし、初詣時やそれ以外の時期にご祈祷やお祓い等を
受けるようであればのし袋を用意してもいいのではないかということです。
ただ、あくまでその人個人の任意ということでいいのではと私は判断します。
普段は初詣くらいであまり寺社や神社に行く機会がない人も
もしお世話になるときがあれば参考にしてみてくださいね^^
最後までお読みいただきありがとうございました!
感謝です!!m(_ _)m
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